はじめに

2022年4月から中央大学に入学する学生（主に法学部に所属する学生）の多くが、法曹（裁判官・検察官・弁護士）という仕事に関心があるのではないかと思います。

しかし、大学に入学したはいいが、炎の塔をどう使うのか、どの講座を受ければ良いのか、予備校に入る必要があるかなど、分からないことだらけだと思います。

そこで、そのような新入生に向けて、中央大学の学生が、どこで、どうやって、司法試験・予備試験の勉強をしているかを簡単に整理しました。また、中央大学とは無関係の団体ですが、中央大学OBOGの有志によって活動している「オンライン研究室　空の塔」についても簡単に紹介させて頂きます。

なお、本日投稿した内容について、初歩的な質問でも構いませんので、ご質問等ございましたら、空の塔質問箱（外部用）に遠慮なくご連絡ください。

多摩研・学研連・炎の塔・空の塔・予備校の概要

※2022年3月17日時点において、空の塔の講師が認識している情報に基づくものです。

空の塔とは？

2019年末ないし2020年初から続く、新型コロナウイルス感染症により、大学における対面での授業・交流等が一時期完全になくなるなど、炎の塔や多摩研等も例外なく、コロナによる影響を受けています（現在は、法職のスタッフの方々等のご尽力もあり、対面とオンラインのハイブリッド型でゼミ・講座等が行われているものと伺っています）。

縁があって、中央大学の法曹を志望する学生と交流のあった私は、

・入学したが友達ができない。

・周りがどうしているか分からない。

・どうやって、法律の勉強をしたら良いか分からない。

・先輩から指導を受けたり、答案添削をしてもらう機会がなくて困っている。

・炎の塔・多摩研・予備校の使い方が分からない。

などの悩みを抱えている学生が沢山いると聞きました。

そこで、

私と同じく中央大学出身であり、多摩研専任指導員を務めていた、菅野邑斗弁護士（68期弁護士・TMI総合法律事務所所属）や玄唯真弁護士（68期弁護士・西村あさひ法律事務所所属）をはじめとする多くのOBOGの力をお借りして、

中央大学の法曹を志望する学生に対して、十分な学習環境を提供するために、2020年5月に「オンライン研究室空の塔」を創設しました。

なお、創設当時は、パンデミックがすぐに収束するものと思い、一時的なサポートと考えていましたが、パンデミックが収まらず、また、空の塔に入室する学生も累計200名を超える規模に成長したため、継続して運営をしております（その間、さらに多くの弁護士、講師のご協力を頂くことができました。）。

空の塔は室員限定のコミュニティであるため、基本的に外部には情報を開示しておりませんが、その活動の概要については、2021年1月時点のものですが、パンフレットを作っておりますので、よろしければご参照ください。

学研連の紹介

空の塔所属の弁護士、講師陣のほとんどがお世話になった、学研連の紹介もさせて頂きます。

以下は、昨年・一昨年に学研連からご要請を頂き、空の塔のホームページ上にアップした学研連の紹介ページです。どの研究室も素晴らしい実績を有し、活躍されている沢山の先輩方を輩出しています。是非ご参照ください（今年もこのような紹介ページの掲載希望があれば、遠慮なくご連絡ください。）。