【重要!!】
こんばんは。
昨年度に続いて、法曹を目指している、興味のある中央大学の学生(主に新一年生)に向けて、
「元専任指導員らによるウェビナー」を開催し、終了後に「オンライン懇親会」を開催します!!
時間は、2021年4月25日(日)16時~です。参加方法・その他詳細は、以下のリンク先をご確認ください。
一人でも多くの中央大学の学生に企画の存在を知ってもらいたいので、近くのお友達にお声掛け下さい。また、よければSNSで拡散をお願いいたします。
どうぞよろしくお願いいたします!
【開催後報告】(4/30追記)
「元専任指導員らによるウェビナー」と「2年生によるオンライン懇親会」の概要を投稿します。
元専任指導員らによるウェビナー
※出演者
菅野邑斗(68期弁護士・TMI総合法律事務所) パネリスト
玄唯真(68期弁護士・西村あさひ法律事務所) パネリスト
74期司法修習生(元多摩研専任指導員・予備校講師) パネリスト
高野紘輝(68期弁護士・長島大野常松法律事務所) モデレーター
※テーマ
1 モデレーター・パネリスト自己紹介
2 大学・ロースクール生活と司法試験・予備試験
- 入学経緯・大学時代の生活
- 勉強・ロースクールでの生活
- 予備校・独学
- コロナ禍での勉強方法
3 法曹という仕事
- 弁護士を選択した理由
- 今の事務所を選んだ理由
- 現在の仕事・毎日の生活(平日・休日)
- 法曹の理想と現実
- 今後のビジョン
4 質疑応答
5 空の塔・オンライン懇親会の案内
二年生によるオンライン懇親会
※出演者
現役中大2年生4名(空の塔・多摩研・学研連研究室所属)
※概要
以下の概要は筆者がオンライン懇親会の様子を見て、独自に整理したものです。
1 学部の授業 →ちゃんと受けて良い成績を取った方がよい。
- 授業の内容によっては、司法試験に関連する部分もある。
- ロー入試においてGPAが高い方が良い。
- GPA高い方は給付奨学金を得られる。3~4年生など予備試験やロー入試に集中したい時にバイトの代わりになる。
- 録画を倍速にして授業を受けられるのはコロナ禍の特徴である。
2 学研連 →入った方がよいが、入らなくても問題ない。
- 研究室に入った場合には、各研究室のゼミその他の行事に参加して頑張ってほしい。
- ただし、研究室に入ら(れ)なくても司法試験、予備試験合格できないというわけではなく全く気にすることはない。大半の人が一次試験で落ちるので気にしない方が良く、研究室に入れたら交友関係や情報が増えてプラスになるといった程度で考えればよい(今は空の塔でその点も十分に埋められる)。
3 勉強方法
- 年間のスケジュール(月毎の春学期・秋学期)について法職が用意するカリキュラムに沿って説明。
- 空の塔に入っておけば情報は十分である。
- 基礎ゼミの上位クラスに入ることは優秀な同期とともに、優秀なチューターから指導を受けられるので重要。認定試験は頑張ろう。
- 基礎講座(秋学期の刑法・憲法)は独学で勉強してもなんとかなるか。
- 3月の多摩研試験は1年間の総まとめ。民法・刑法・憲法の論文試験と択一試験があり、ここで良い順位を取れることが、実力の一つの指標となる。
4 オンライン授業の下で友達を作るには?
- 1年間の実体験を説明。
- 春学期の多摩研時代は友達がほぼいなかった。10月に学研練に所属してから(昨年度はコロナの影響で研究室の試験が秋学期に遅れた)、その研究室の友達や先輩との交流は一定程度持てるようになった。
- その後に、空の塔に入り、飛躍的に知り合いが増えた。今では他の研究室の友達と一緒に食事に行ったり、勉強を一緒にしたりすることができる。
- 空の塔ではZoom自習室を利用して、勉強時間や勉強内容を記録している。そこで周りの友達が頑張って勉強しているところが見えるのが良い。
5 空の塔の使い方
- Zoom自習室の利用。勉強するときにSlackアプリで入退室を記録する。他の人が勉強している状況がわかり、どのような勉強をしているかも記録しているので分かる。
- 講師による授業。特に一年生刑法・憲法の入門ゼミ、後ゼミ、論文ゼミは役に立ちしっかりと勉強できた。また、1ヶ月に1度の添削企画もあるので、自分の答案を見てもらうことができる。ゼミの質についても、優秀な現役予備試験合格者に教えてもらえる。レジュメもかなり良い。昨年実施されたゼミのレジュメや録画については、空の塔のホームページ上で全て見ることができるので、今年の1年生はそれを先取りして勉強することもできる。去年よりも充実しているように思う。
- 旧司法試験など、重要な過去問に関する参考解答等がホームページに揃っているので問題演習に役立つ。
- 空の塔の質問箱。未だ大学で先輩に質問しにくい状況が続く中で、気軽に弁護士や講師に質問することができるのは有益。
【開催後報告】(5/4追記)
ロー生によるオンライン懇親会
※出演者
現役ロー2年生(既習コース1年目)2名(空の塔所属、元多摩研/学研連研究室所属)
※概要
以下の概要は出演者からいただいた情報を整理したものです。
なお、昨年度の4年生であり、3年生まではコロナ禍ではないこと、3年生卒業の新制度(法曹コース)も導入されていないことは、大きな違いだと思いますので、ご留意ください。
また、1年生のみならず、今年度の4年生(法曹コースにトライする3年生も)にとっても、コロナ禍での予備試験・ロー入試にチャレンジする上で参考になるのではないかと思います。
0.はじめに
- 勉強は多摩研のカリキュラムをベースに進めてきました。
- 予備試験合格を目指すのであれば、多摩研のカリキュラムよりも先取りして、自分の勉強を進めていく必要があるのではないかと思います。
1.私の大学生活について
1年生
- 入室試験失敗
- 海空法研究会(3部会の一つ)で先輩に助けられて法曹志望を続ける
- 夏休みに民法、春休みに刑法・憲法の基礎ゼミ
- バイト(飲食店・試験監督・ツアコン)
2年生
- 研究室に入る
- 夏休みに10日間の法務インターンシップに参加(事前・事後の授業もあり、4単位もらえます!)
- 秋からは基本的に塔で過ごし始める
- 夏休みに民訴・刑訴、春休みに商法の基礎ゼミ
- 夏休みから答練受験開始
- バイト(家庭教師)
3年生
- 予備短答後から自主ゼミ
- 夏休み前は答練、夏休みにロー過去(東大1年、私大3校×3年)、夏休み後に予備論文(行政以外)
- 質問相談コーナーの利用
- 夏休みに行政の基礎ゼミ
- バイト(やる気・民間の給付奨学金をもらえたので定期バイトはやめる)
4年生
- 塔が使えなくなり家での勉強に慣れておらずだらけた時期も多かった
[私大前]
- 空の塔の添削(月2通)と自主ゼミでやっていなかった最新年度の過去問1年分のみ答案を書く
- 空の塔のロー入試リハーサルに参加
- 民法ロープラの答案構成と過去問(4年分)の関連判例の見直し
[国立前]
- オーダーメイドゼミで行政と統治、過去問3年分論面
- 民法と憲法の百選の見直し
2.予備試験について
- 短答不合格
- 4年は私大に全振りして短答を捨てた結果、3年から4年で30点下がったので、短答はしっかりやった方がいいと思います。
- 論文を完璧にすれば、各科目20点はとれると言われたこともあり、私が論文を完璧にすることができなかっただけだと思うので、論文の学習の際に知識整理まできっちりし、完璧にできるのであれば、短答対策をする必要はないのかもしれません。
3.ロースクール生活
- ソクラテスメソッドで予習中心の授業
- 東大ローは原則オンラインで、一部対面
- 学食は小さいが、周りのお店は多い
- 入学して2週間なのでまだまだわからないことばかりです!
4.空の塔の使い方
私は上記のように学習面については、ロー入試リハーサルと添削しか利用しませんでした。
ロー入試リハーサルでは、優秀答案のみならず全員の答案を見ることができるので、相場観を掴むことができました。
添削は、解説も作成されており、時間や紙幅との兼ね合いでの答案バランスについてもアドバイスをいただくことができたので、とてもありがたかったです。
また、先生方に私大ローのステメンの添削をしていただけたことは大変助かりました。
現在はロースクール生活の説明会やOBOG訪問、コラムなど、進路検討で有用なコンテンツを主に利用しています。
私たちがロー入試を受験したころよりも、コンテンツが充実しており、自主ゼミも活発に行われているので、自分次第でさまざまな使い方ができると思います!