【公開記事】空の塔の今後について

【公開記事】空の塔の今後について
【公開記事】空の塔の今後について

【公開記事】空の塔の今後について

コロナ禍で十分な学習環境を得られない中大生(中大卒も含む)を支援する目的で、2020年5月25日にオンライン研究室を創設してから約6ヶ月が経過しました。

2020年5月6日に、Twitter上で突如、オンライン研究室構想を告知した後、非常に多くの方々から暖かい言葉をいただいたことに、改めて感謝申し上げます。この活動を進める上で、大変励みになっております。

また、5月17日に「元専任指導員らよるウェビナー」(パネリスト:高野紘輝、モデレーター:菅野邑斗、玄唯真、森崇久)を実施しましたが、100名を優に超える方々に参加いただきました。当初予定していた2時間を大幅に超過して3時間近く、司法試験、予備試験、学生生活、ロー生活等についてお話をさせていただきました。大変好評だったようで、やって良かったと改めて思っています。参加してくださった方は、ありがとうございました。

ただ、その中で感じたのは、1時間近くウェビナーが延びた理由が、質問を大量に頂いたことからも明らかなとおり、コロナ禍で学生達が本当に厳しい状況下にあることが分かりました。

また、最近でも、学研連の入室試験のレベルが下がっている(要は例年の一年生よりも勉強が遅れているのだと思います)、多摩研究室の入室試験を受けなかったという声が多く聞こえてくるように、それは現在に至っても大きな回復はしていないように感じます(一年生を念頭に置いて記載しましたが、同期・先輩・後輩との競争環境が見えていなかったり、学習環境が十分でない中で一人で勉強をしていると、質だけでなく、量も自分では気づかないうちに、落ちてしまうのが普通ではないかと思います。その意味では、あくまでも推測ですが、二年生以上も同様に、例年よりレベルが下がっている可能性があるのではないか、予備校のオンライン学習で頑張っている方々との実力差が付いていないか、少し心配しています。)。

もちろん、大学においても、学生のために色々と工夫をしておられるでしょう。素晴らしい教授陣やスタッフの下、何とかしようという思いで日々ご尽力をされている方ばかりであると思っています。しかしながら、迅速かつ柔軟な対応がどうしてもできない場面が起きてしまうのではないかと推測しています(あくまでも学生の声などを踏まえた推測であることにご留意ください。)。

以上を踏まえて、空の塔では、引き続き、中大への恩返しという想いから、法曹に関心のある中大生を中心に、十分な学習環境を確保するための環境作りを行うとともに、空の塔の出身者が法曹デビューをする中長期的な未来も見据えて、「大学でも予備校でもなく、炎の塔の研究室でもない。しかし、それらの良い部分をバランス良く兼ね備えた、新たなオンライン上のコミュニティ(受験団体)」を形成していきたいと考えています(なお、大学・予備校・炎の塔の研究室いずれとも併用できるものであると考えていますし、少なくとも炎の塔の研究室との関係でいえば、併用した方が良いというのが現状の見解です)。

そこで、

空の塔では、現在想定している「2020年度空の塔計画」を策定しております。

近日中に、その「2020年度空の塔計画」の記事を投稿する予定ですので、現室員は是非ご覧ください。

また、興味がある方は、是非空の塔の室員になってくれると嬉しいです。もちろん、ロー生や卒業生であっても構いませんし、空の塔の考えに賛同し、コミュニティに入りたいという理由でも何ら問題ありません(現室員の中にも、ROM専の方も一定数います。)。

また、現室員の方々については、2020年度空の塔計画について、ご意見があれば是非お願いいたします。皆さんの声を反映してより良いものにしていきたいので、忌憚のないご意見をいただけると、大変助かります。

どうぞよろしくお願いいたします。

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