はじめに
来年の予備試験論文式試験から、一般教養科目がなくなり、選択科目が追加されることになっていましたが、司法試験委員会が先週末に予備試験の実施方針を公表しました(注意:短答式試験では従来どおり一般教養科目があり、選択科目はないです)。
令和2年11月15日付け「令和4年以降に実施される司法試験予備試験における論文式による筆記試験の科目(専門的な法律の分野に関する科目)の選定について(答申)」
http://www.moj.go.jp/content/001333810.pdf
令和3年6月2日付け「司法試験予備試験の実施方針について」
http://www.moj.go.jp/content/001349750.pdf
また、選択科目については、空の塔の室員から以下のような質問もいただいています。
現在3年生です。七法一周終えて、これから精度を高めていこうという段階なのですが、選択科目はいつごろ始めるのが良いと思いますか?予備試験で選択科目を経験したことがある方はいないので判断が難しいと思いますがよろしくお願いします。
以下では、空の塔で提供している選択科目対策について、簡単に紹介いたします。
選択科目 対策方法
空の塔では、選択科目対策についての記事を投稿しています(6月6日20時半アップ予定)ので、室員の方は、是非ご覧ください(室員限定公開)。
弁護士、講師数名で意見を出し合った内容です。
誰も予備試験での選択科目受験を経験していないので手探りであることは否めませんが、これまでの司法試験や予備試験全体の傾向を踏まえて、勉強開始時期、勉強方法・内容等について整理しています。
選択科目 空の塔の教材
空の塔では、司法試験だけでなく、来年の予備試験論文試験をも見据えて、経済法の対策を実施しています(講師:長島誠さん)。
具体的には、長島さんが作成した司法試験まで使えるレジュメ(100ページを超える大作です)をベースに、全4回のゼミ(講義3回、司法試験過去問演習1回)を実施しています。以下のリンク先にレジュメと録画したゼミを保存していますので、空の塔の室員の中で経済法を選択する方は、是非こちらを利用してください。